一生に一度は訪れたい！アメリカのおすすめ世界遺産8選をエリア別に紹介！

アメリカには誰もが聞いたことがあるような有名な世界遺産がたくさんあり、せっかくアメリカを旅するなら足を運んでみたいですよね。

そこでこの記事では、アメリカに行くなら押さえておきたい知名度とアクセスの観点でおすすめな世界遺産を厳選して8件紹介します。

エリア別に紹介するので、あなたの旅先に合わせてぜひ参考にしてください。

アメリカ東部エリアのおすすめ世界遺産

アメリカの東海岸エリアは歴史的な建造物が多く、ニューヨークやワシントンD.C.、フィラデルフィアを中心に旅行する人におすすめです。

1.自由の女神像（ニューヨーク州）

自由の女神像は、アメリカの自由と独立の象徴として1886年に完成し、1984年に世界遺産に登録されました。高さ93メートルの巨大な銅像は、ニューヨーク湾にそびえ立ち、アメリカへの移民にとって希望の光となりました。フランスから贈られたこの像は、19世紀の彫刻技術の最高傑作とされています。現在も多くの観光客が訪れ、リバティ島へのフェリーや台座展望台への入場ツアーが人気です。

見どころ：

• リバティ島へフェリーでアクセスし、間近で女神像を見学。
• 台座の展望台からニューヨークの絶景を一望。

アクセス： マンハッタンのバッテリーパークからフェリーで約15分。

自由の女神像についてもっと詳しく知る

2.独立記念館（ペンシルベニア州）

独立記念館は、1776年7月4日にアメリカ独立宣言が採択された歴史的な建造物であり、1979年に世界遺産に登録されました。フィラデルフィアに位置し、アメリカ建国の精神を象徴する場所です。ここでアメリカ合衆国憲法も起草され、アメリカ民主主義の礎が築かれました。現在は国立公園局によって管理され、多くの観光客が独立宣言が採択された会場を見学できます。

見どころ：

• 独立宣言とアメリカ合衆国憲法の誕生の地を訪れる。
• フィラデルフィア観光の拠点としても人気。

アクセス： フィラデルフィア国際空港から車で約20分。

アメリカ中部エリアのおすすめ世界遺産

シカゴやデンバー、セントルイスなどがあるアメリカ中西部には先住民の文化や自然遺産が点在し、アメリカの歴史を感じながら大自然を満喫したい人におすすめです。

3.メサ・ヴェルデ国立公園（コロラド州）

メサ・ヴェルデ国立公園は、先住民アナサジ族（現在のプエブロ族の祖先）が築いた住居群を含む考古学遺跡で、1978年に世界遺産に登録されました。12～13世紀にかけて形成されたこの遺跡群は、崖の側面に作られた住居や貯蔵庫が特徴で、当時の高度な建築技術を示しています。現在では、多くの遺跡が発掘・保存されており、考古学的に貴重な文化遺産となっています。

見どころ：

• 「クリフ・パレス」や「バルコニー・ハウス」などの遺跡巡り。
• 住居がどのように作られたのか、現地ガイドツアーで学べる。

アクセス： デュランゴから車で約1時間。

メサ・ヴェルデ国立公園についてもっと詳しく知る

4.カホキア墳丘群（イリノイ州）

カホキア墳丘群は、9世紀から14世紀にかけて栄えたミシシッピ文化の先住民によって築かれた墳丘群で、1982年に世界遺産に登録されました。北米最大規模の先住民遺跡であり、最大の「モンクス・マウンド」は高さ30メートル以上にも及びます。遺跡は広大なエリアに点在し、考古学的にも極めて重要な文化遺産とされています。

見どころ：

• 最大の墳丘「モンクス・マウンド」からの眺め。
• ミュージアムで先住民文化について学ぶ。

アクセス： セントルイス国際空港から車で約30分。

5.グレート・スモーキー山脈国立公園（テネシー州・ノースカロライナ州）

グレート・スモーキー山脈国立公園は、アメリカ東部に広がる壮大な自然遺産で、1983年に世界遺産に登録されました。この国立公園は年間訪問者数が全米で最も多い国立公園として知られ、四季折々の美しい風景と多様な生態系が魅力です。公園内には100種類以上の樹木や多くの野生動物が生息し、特に紅葉の季節には鮮やかな景観が広がります。

見どころ：

• 美しい紅葉や四季折々の景観を楽しめる。
• 野生動物やハイキングコースが豊富。

アクセス： ノックスビル空港から車で約1時間。

アメリカ西部エリアのおすすめ世界遺産

ロサンゼルスやサンフランシスコ、ラスベガスなどが観光地として有名なアメリカ西部エリアには、広大な自然遺産が多く、絶景を求める人にはぴったりです。

6.ヨセミテ国立公園（カリフォルニア州）

概要： ヨセミテ国立公園は、1984年に世界遺産に登録されたカリフォルニア州に位置する広大な国立公園です。氷河が作り出した壮大な渓谷と滝、世界最大級のセコイアの木々が特徴で、アメリカの自然美を象徴する場所の一つとされています。

見どころ：

• 「ハーフドーム」や「ヨセミテ滝」などの雄大な景色。
• 巨大なセコイアの木々が生い茂る「マリポサグローブ」。

アクセス： サンフランシスコから車で約4時間。

7.イエローストーン国立公園（ワイオミング州・モンタナ州・アイダホ州）

概要： イエローストーン国立公園は、1872年に世界で初めて国立公園として指定され、1978年に世界遺産に登録されました。間欠泉や温泉、雄大な峡谷など、多様な自然景観が広がるこの公園は、地球の地熱活動を間近で体験できる貴重な場所です。

見どころ：

• 「オールド・フェイスフル・ガイザー」などの間欠泉。
• 「グランド・プリズマティック・スプリング」のカラフルな温泉。

アクセス： 最寄りの都市ジャクソンから車で約2時間。

8.グランドキャニオン国立公園（アリゾナ州）

グランドキャニオン国立公園は、1979年に世界遺産登録されたアメリカを代表する自然景観の一つです。アリゾナ州に広がる壮大な渓谷は、約20億年の地層が露出し、地球の歴史を物語る圧巻の光景を作り出しています。長さ約446km、最大幅29km、深さ約1.6kmにも及ぶこの渓谷は、何百万年にもわたるコロラド川の侵食によって形成されました。

見どころ：

• サウスリムからの壮大な景色。
• 夕日や朝日の時間帯は特に絶景。

アクセス： ラスベガスから車で約4～5時間。

グランド・キャニオン国立公園についてもっと詳しく知る

アメリカの世界遺産一覧

上記で紹介した遺産以外にも、2025年2月時点でアメリカには25件の世界遺産が登録されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

アメリカを旅する際は、アメリカの歴史や自然のスケールの大きさにぜひ圧倒されてみてはいかがでしょうか。一生に一度の機会として、ぜひ楽しんできただければと思います。